【書評】DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

書評:DIE WITH ZERO

前々から気になっていたDIE WITH ZEROを読みました。

アラフォーということもあり「若いうちにやっておけば良かった」と思う場面が増えてきました。

そんな自分の悩みに答えをくれるような本でした。

目次

この本の要点

今しかできないことに金を使う。 それこそが、この本で伝えたいことの核だ。

これが全てであり、その根拠や実践例を示しています。

お金と時間を最大限に活かすカギは「タイミング」

  • 「金」「健康」「時間」が同時に潤沢に手に入ることはない。
  • 若いうちに経験すれば、その経験の「配当」を受ける期間も長くなる。
  • 私たちが思っているほど先延ばしできない経験は多い。 しかし、私たちはそれを自覚していない。
  • 多くの経済学者が若いうちに貯金を優先させることに反対。
  • 経験を楽しむ能力は年齢によって変わる。能力が高いときにたくさんのお金を使うべき
  • 若い頃のほうが失敗のダメージは少なく、成功して得られるメリットは大きい。

健康は一番大事

  • 経験の価値を引き出すために「金」「健康」「時間」のうち最も大きく影響するのは「健康」。
  • 健康は経験を楽しむ能力に大きく影響する。何かを楽しむには最低限の健康が必要になる。
  • 健康上の問題は年齢が上がるにつれ大きな制約になる。
  • あらゆる年代で健康の改善は人生を改善する。
  • 誰もが老いるが、そのスピードは健康管理で変わる。

実践の具体策

  • 収入の増加が見込める若いうちは貯蓄より経験優先(旅など)
  • 資産のピークを45~60歳とし、そのタイミングから資産の取り崩しを始める。
  • 老後の資産は「毎年の生活費×残りの年数」の 70%ほどを推奨。(一般的に支出は、高齢期のほうが中年期より少なくなる) 
  • 相続は受けとる側が一番お金を必要としているタイミングである26~35歳の時に行う。
  • 長寿年金で不確実な寿命リスクに備える。自己資産切り崩しの「4%ルール」より有利。
  • お金に余裕のある中年期には積極的にお金で時間を買う。

長寿年金:死ぬまで毎月の支払いが保証される。早死にすれば元本割れだが、長生きリスクに備えられる。

感想

老後のために節約や資産運用を的な本は多くありますが、使うタイミングの大切さを説いているのは新しい視点ですね。

これには共感しまくりです。

少し前に話題になったこの記事も「やるべきタイミング」を考えさせられるものでした。

自分の例で言えば、レーシックもしくはICLの手術を若い時にやっておけば良かったなと思っています。

この年齢でやっても近いうちに老眼になるので恩恵を受ける期間は少ないです。まさにこの本で言っていることですね。

老いてきたとはいえまだギリギリ30代。今しかできないことをやろう!

今後のTODO

  • 長寿年金を調べる
  • 「お金で時間を買う」を実施
  • 健康管理!

後日追記

長寿年金について調べました。

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